【簡単!】洋楽で英語のリスニングを練習する方法
こんにちは。オレの歌詞和訳サイト運営者のオレです。
「英語のリスニングが全然聞き取れるようにならない。」
「リスニング力を鍛えたいが、勉強となると気が進まない。」
「大好きな曲を聞きながらリスニングの練習ができないか。」
このようなことを考えている洋楽好きは多いのではないでしょうか。
今回は、洋楽を楽しみながら英語のリスニング力を鍛える方法を解説します。
この記事で解説する内容は以下の4つです。
最後まで読んでいただくと、洋楽を楽しみながらリスニング力をアップさせる方法を知ることができます。
私も洋楽が大好きです!英語も大好きです!
いろいろな国の人と英語でお話をすることも大好きです!
私自身も洋楽から多くの英語を学びました。
その経験を基に解説します。
最後まで読んでいただき、あなたのリスニング力アップのきっかけにしていただけたらとても嬉しいです。
1,聞くだけではリスニングは上達しない
いきなりあなたの期待をポッキリと折りにいきますが、洋楽を聞いているだけではリスニング力は1ミリも上達しません。
「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」という教材が以前大ヒットしましたが、あれは嘘です。断言できます。
「赤ちゃんは勉強せずに言葉を話せるようになる。」という主張もありますが、それは赤ちゃんの話です。
英語を聞き取る力をつけるためには、まず「音」を「言葉」として認識できるようになる必要があります。
英語をただ聞き流しているだけでは、英語を「音」として認識しているだけで、「言葉」としては認識できていません。
風の音や川のせせらぎと同じような認識になります。
英語の「音」を「言葉」として認識できるようにするためには、頭の中にある「文字」や「言語」としての英語と、耳から入ってくる(または、口から発している)音をリンクさせる必要があります。
たとえば、耳から聞こえてくる「I wanna hold your hand.」という音と、頭の中にある「I want to hold your hand.」という文字情報をつなげて、初めて英語を言葉として認識したということになります。
さらに、自分の口から発する音や、「手を握りたいんだな」という意味情報もつなげられたら完璧です。
2,歌おう!
「耳から聞こえてくる音」「頭の中の文字情報」「自分の口から発する音」「意味情報」のすべてをリンクさせる一番簡単な練習、それが歌です!
まずはカラオケで歌うよりも、歌が入っている音源と合わせて口ずさむのがおすすめです。
ただし、最初は必ず歌詞を見ながら歌いましょう。
歌詞を見ながら歌を聞けば、聞こえてくる音の情報と文字の情報を結びつけることができます。
歌を聞きながら口ずさめば、聞こえてくる音と自分が発する音を結びつけることができます。
歌詞を見ながら歌えば、文字情報と自分が発する音を結びつけることができます。
これら全てを、ただ「歌う」だけで訓練することができます。
歌詞を覚えてしまい、歌詞を見ずに歌えるようになれば、さらにリスニング力をアップさせられるでしょう。
歌うことで英語のリスニング力を鍛えられる理由はいろいろあるのですが、一番のポイントは「楽しい!」ということです。
勉強やトレーニングって辛いじゃないですか。
でも、好きな洋楽を歌えば楽しいじゃないですか。
楽しいと長続きしますよね。
勉強やトレーニングにおいて、この「長続きする」というのはすごく大切なことです!
上達するためには長く続ける必要があるのです。
一方で、本当に効率的にスキルアップをしたいのであればハードトレーニングも必要です。
本格的にスキルアップをしたい時は、しっかりとした教材を使うようにしましょう。
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発音練習は早いほうが良い
英語で歌ったり英語を話したりするのであれば、気になるのは英語の発音ですよね。
いろんな国の人達と英語で話した経験からすると、みなさんあまり発音を気にしないですね。
それぞれの国の訛りが入った英語をみなさん話されます。
それでも普通に会話できますし、日常会話ではほとんど困ることはありませんでした。
それでも、私はある程度は発音についても勉強するべきだと思います。
特に、日本語にはない「r」「th」「f」「v」などの発音や、二重母音、母音を伴わない子音のみの発音だけでも練習したほうが良いでしょう。
「正しい発音ができないといけない」というわけではありません。
そもそも、英語の発音に正解なんてないと思っています。
ますは、発音など気にせずにドンドン歌ってほしいです。
ドンドン話してほしいです。
そして、歌いながら、話しながら、少しずつ発音の勉強をすると良いと思います。
発音の勉強をはじめるのならば早いほうが良いです。
勉強量は少しずつで良いので、早いスタートができるとよいです。
先に覚えてしまった発音を、後で修正するのって大変なんですよ。
私がそうでした。
たとえば、「have」という単語の「a」の部分の発音って、日本語の「ア」の音とは違いますよね。
文字で表現するのは難しいですが、日本語の「ア」と「エ」の間くらいの音になります。
「hat」の「a」も、「sad」の「a」も、「happy」の「a」も、「have」の「a」と同じ音です。
私はこれらの単語を全て日本語の「ア」の音で覚えていたので、あとで全て修正しました。
とても大変でした。
「f」や「th」や二重母音だってあとで全部修正しました。
とても時間がかかりました。
発音の勉強法
英語の発音の勉強に関しては、私は本で勉強しました。
本で勉強したことを、英語を話す場面で注意しながら発音してみたり、英語ネイティブの人の音を注意して聞いたりしながら練習しました。
発音って「音」なので、本で勉強するのは結構苦労した記憶があります。
最近はwebページでも音が流れますし、You Tube等を活用すればもっと効率的に発音の勉強ができると思います。
あまり時間を掛けずに発音を勉強したい場合は、スクールを検討してみても良いと思います。
発音が上達すると、耳から聞こえてくる音と自分の口から発する音が近づくので、リスニング力の向上にもつながりますよ。
- 発音を学べる英会話スクール
「学研のkiminiオンライン英会話」は、発音コースがあるオンライン英会話スクールです。習得のためのプログラムが組まれているため、体系的に英語の発音を学ぶことができます。
3,歌詞の意味を知ろう!
はじめは歌詞を見ながら歌うだけでもOKですが、できれば歌詞の意味まで知っておくと良いでしょう。
歌好きな方は、「そんなことは言われなくてもやってますよ!」と思われたかもしれません。
余計なことを書いたかもしれませんね。
歌詞の意味まで知るようにすると、先ほど紹介した「意味情報」まで英語をつなげることができます。
これで、洋楽を歌うだけで一石四鳥です(「耳から聞こえてくる音」「頭の中の文字情報」「自分の口から発する音」「意味情報」の4つです)。
ここまでやっておくと、英語を話していて「あー、今言いたいことってどうやって英語で表現するんだろう。」と困った時に、「あ、これあの曲で歌ってた内容だ。」と思って、歌詞をそのまま使うことができます。
歌詞をそのまま使える機会はそれほど多くありませんが、洋楽の歌詞から覚えた単語や熟語って多いですよね。
私はElvis Presleyの「Can't Help Falling In Love」で、「can't help ~ing(~せずにはいられない)」や「fall in loveの後ろにはwithがつくこと」を覚えました。
Xの「WEEK END」(洋楽じゃない!)で、「be at one's wits end(途方に暮れる)」を覚えました。
覚えましたし、うっかり忘れてしまうこともないでしょう。
英語の勉強とは関係なく、歌詞の意味を知っていた方が感情を乗せて歌えて楽しいですしね!
4,歌詞で英語を覚えよう!
ここからは少し発展編です。
洋楽を歌いながら、英語の文法まで勉強できたら最強です。
ただ歌詞の意味を知るだけでなく、「どうしてこの英語がこうやって訳されるんだろう。どんな文法を使っているんだろう。」というところまで考えられると、リスニング力だけなく、英語力全体を上げることができます。
自分が好きな曲の歌詞を使って勉強できれば苦にはなりませんし、頭に残りやすいです。
何よりも、実践的に英文法を勉強できるのでおすすめです。
もし洋楽を歌いながら英語を勉強するようであれば、ぜひ私のwebサイト「オレの歌詞和訳」を活用してください(露骨な宣伝)!
ただし、単純な勉強効率を考えるのであれば、教材やスクールを活用してください。
洋楽を歌うことは、楽しみながら英語を練習できることがメリットですが、英語の習得には時間がかかってしまします。
また、歌詞は文字数(音数)の関係で、わざと文法的に正しくない英語を使っていることもあります。
もし本気で英語を勉強するようであれば、ガチの勉強8割、歌で楽しみながら勉強2割くらいで頑張ると良いと思います。
そうすれば、長く続けるためのモチベーションを保ちながら、勉強効率を上げることができます。
まとめ
今回は、洋楽を楽しみながら英語のリスニング力を鍛える方法を解説しました。
解説した内容を振り返ってみましょう。
洋楽を聞いているだけでは英語のリスニング力は鍛えられません。
ですが、洋楽を歌えばリスニングは上達します。
この記事を読んだことで、あなたが楽しみながら英語を身につけることができたのならとても嬉しいです。
- この記事で紹介したもの