【弾き語り】歌好きがギターを始めるべき3つの理由

ギターは簡単!

こんにちは。オレの歌詞和訳サイト運営者のオレです。
今回は、歌が好きな人がギターを始めるべきだと思う理由を解説していきます。

歌好きの人の中には、自分でギターが弾けたら、弾き語りとかできて楽しいのではないかと考えている人も多いと思います。はい。はっきり言ってメチャメチャ楽しいです

ただ、いざギターを始めるとなると、こんな悩みを持つと思います。
「ギターって難しいんじゃないだろうか。」
「私でも弾けるようになるのだろうか。」
「コード覚えるのって大変じゃないの?」
「Fコード!Fコードヤバい!!」

結論から書くと、大丈夫です。歌好きなら誰でもギターが弾けるようになります。ギターは簡単です
特に、歌好きで弾き語りがしたいということであれば、選ぶ楽器は絶対にギターです。 ピアノやドラムやベースでの弾き語りは一瞬で挫折すると思いますが、ギターは簡単です。

この記事を前半まで読むと、筆者がギターは簡単だと主張する理由を理解していただけると思います。

また、記事の後半では、歌好きがギターを始めるメリットを解説します。最後まで読むと、歌が上手くなるヒントを得られると思います。

この記事を書いている「オレ」もギターを弾きます。最近は音楽の仕事はしていませんが、一時期はライブやスタジオでギターを弾く仕事もしていました。 その経験を基に記事を書いていきます。
この記事が、あなたの参考になれば嬉しいです。

ギターが簡単だと思う理由

筆者がギターは簡単だと思う理由を、以下の項目に分けて解説していきます。

ギターが簡単な理由
  1. 初めは完璧に弾ける必要はない。
  2. コードを覚えるのは難しくない。
  3. 難しいコードは無理して弾く必要はない。
  4. 難しいテクニックはあと回しにすれば良い。

1,初めは完璧に弾ける必要はない

いきなり話の腰を折ってしまうようで大変申し訳ないのですが、本気で上手にギターを弾こうと思ったら、これはものすごく大変です。一生かけても自分が納得するレベルには到達しないでしょう。
スティーヴ・ヴァイやインペリテリやジョー・パスを目指したいということであれば、このページをそっと閉じて、それから本気の覚悟を決める必要があるでしょう。

ですが、まずは弾き語りをしたいということであれば、それほど構える必要はありません。いきなり完璧を目指さずに、自分の好きな曲のコードを弾いて、好きな歌を歌って練習すればOKです

コードチェンジに手間取って、ちょっと曲が止まってしまってもいいじゃありませんか。弦をしっかりと押さえられなくて、ボロボロボロっていう音になってしまってもいいじゃありませんか。まず楽しみましょう

2,コードを覚えるのは難しくない

コードというのは和音のことです。例えば「ドミソ」の音を一緒に出すと「C」というコードになります。例えば「ラドミ」だと「Am」(「エーマイナー」と読みます)になります。

なんだかちょっと難しいなと思ったかもしれませんが、ギターの場合は、はじめは難しいことを考える必要はありません。Cコードの押さえ方、Amコードの押さえ方と、それぞれのコードの押さえ方があるので、その形を覚えるだけです。理屈よりも、指で覚えるっていう感じです。ですので、自転車と同じように、何度も使っていれば自然に押さえられるようになります。
コードの押さえ方が載っているサイトのリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。

上のサイトにはコードがたくさん掲載せれているので、こんなにたくさん覚えられないよ!!って思いましたよね?大丈夫です。最初は基本的なものを10~20個くらい覚えればなんとかなります
それに、ギターのコードは、位置が違うだけで指の形は同じであるものが多いのです。例えば、Fコードと、F♯コードと、A♭コードは、指の形が同じです。



同じように、B♭コードとBコードとC♯コードも指の形は同じです。そういったものが本当にたくさんあります。 そういった理由で、まずは基本的なコードだけ覚え、あとは弾きたい曲の中に出てくるコードを少しずつ覚えていけば大丈夫です

はじめのうちは基本的なコードを押さえるのも大変で、すぐに指が痛くなってしまうかもしれません。そんなときは無理をしなくても大丈夫です。1週間位続けていれば、指先がだんだん固くなってきて、長時間練習しても指が痛くならなくなってきます。さらに、指先が固くなってくると、コードも押さえやすくなります。

3,難しいコードは無理して弾く必要はない

「でもFって難しいんでしょ??」って思いましたよね。Fコードというのは、ギターを挫折させる敵として名高いコードです。

このように、人差し指で複数の弦を押さえるコードを「バレーコード」といいます。コードを覚え始めたギター初心者に立ちはだかる強敵です。はっきり言うと、バレーコードは初心者には難しいです。でも大丈夫です!

難しいコードからは一旦逃げましょう。もちろんいつかは押さえられるようにならなければならないのですが、強敵すぎるので一旦逃げちゃいましょう!レベル上げしてからもう一度挑戦すればよいのです。

実は簡易コードというものもあります。コードの音の一部を省略してしまい、簡単に押さえられるようにしたコードです。詳しい記事へのリンクを貼りますので、参考にしてみてください。

また、練習をしていると、なんだか長いコードに出会うことがあります。例えば「FM7add9/A」(「エフメジャーセブンスアドナインスオンエー」と読みます)みたいなやつです。
こういった長いコードに出会った場合は、とりあえず左の方だけ読んで弾けばだいたいなんとかなります。このコードの場合はFコードを弾けばごまかせますし、FM7を知っているようであれば、FM7を弾きば大丈夫です。

実際に弾いてみて、どうしても響きが気持ち悪い場合は頑張らないといけないのですが、「簡易コード」と「長いコード無視」でだいたいは乗り切れます。難しいコードは一旦逃げて、レベルを上げてから倒しにいきましょう。

4,難しいテクニックはあと回しにすれば良い

ギターは弦を押さえるだけでなく、弦を弾かなければ音が出ません。実はこの弦の弾き方が重要だったりします。右利きであれば、右手の方ですね。
ストロークのキレとかアルペジオとかツーフィンガーとかスリーフィンガーとかその他いろいろあるんですが、最初は全部無視で大丈夫です

思いのままにジャーンジャジャーンって弾けばOKです。練習しているうちにだんだん自分の技術に納得がいかなくなって、難しいことにも挑戦したくなってきます。その時になったら練習しましょう。それまでは好きなように弾いて楽しみましょう。

歌好きがギターを始めるべき3つの理由

歌好きがギターを始めるメリットは、以下の3つです。

歌好きがギターを始めるべき3つの理由
  1. 歌が上手くなる。
  2. 音楽のことがわかるようになってくる。
  3. 楽しい!

1つずつ解説していきます。

1,歌が上手くなる

楽器を始めると歌が上手くなるという話は聞いたことがあると思います。これは事実です。理由を解説します。

歌を歌うことが好きな人でも、歌の練習をしている人は実は少ないです。バンドを組むと、一番練習してこないのはだいたいボーカルです。とりあえず声を出せれば歌は歌えるので、「練習する」とう意識が芽生えにくいようです。
しかし、楽器を弾こうとすると、「練習」を強く意識することになります。まず出発点として、ここが大切です。

そもそも、歌というのは本来は非常に難しいものです。ピアノであれば、「ド」の鍵盤を叩けば「ド」の音が出ます。しかし、歌の場合は、明確にこうすれば「ド」の音を出せるという手段がありません。 つまり、自分の意志で明確に「ド」の音を出そうと思わなければ、「ド」の音は出せません。それどころか、「ド」と「ド♯」の音の間の音階を出すこともできてしまいます。

何が言いたいのかと言うと、自分が声として出している音と、周りから聞こえている音の音程がピッタリ合うようにする必要があります。音程の差に敏感にならなければ、自分が出している音が正しい音程かどうかの判断ができないのです
例えば、次の音階を聞き分けてみてください。

どうですか?違いが分かりましたか?全ての音階が聞き分けられたのならば、自分が発している声の音程が正しいかどうかの判断もできます。
音階が聞き分けられなければ、正しい音階を出せているかの判断が、自分ではできません

この音程の違いを聞き分ける力を鍛えることを、音感を鍛えると言います。楽器に触れていると、この音感が鍛えられてきます。

さらに、楽器を本気で練習するようになってくると、メトロノームが友達になります。つまり、楽器練習でリズム感が鍛えられ、それが歌にも活きてきます

まとめると、ギターを練習することで音感とリズム感をが鍛えられ、その結果として歌が上手くなります

2,音楽のことがわかるようになってくる

ギターを練習していると、だんだんと音楽の勉強が必要になってきます。
はじめはコードの形を覚えていましたが、だんだんと「なんでこのコードはこことここを押さえるんだろう。」と考えるようになってきます。
また、「このコードとこのコードはスムーズにつながるのに、このコードにつなげると変な感じがする。」と考えるようになってきます。

こうして、自然と音楽理論の基礎を学んでいくことになります。よく、「理論なんて勉強したら、オレの感性が失われてしまうぜ!」って言う人がいますが、そんなショボい感性は早く失われてしまった方が良いです。

実際、感性だけで勝負ができる人間は、一部の超天才だけです。超天才以外は、音楽をしっかりと学んで、その上で感性を育てるべきです。
基礎がしっかりできた上で、感情を乗せられれば最強なのですギターの練習は、その音楽の基礎を育ててくれます

3,楽しい!

楽しい!!やっぱりこれが一番重要ですよね!
だって、ギター弾きながら歌ったら楽しいじゃないですか!これ、控えめに言っても、自分の音楽観(人生観の音楽版)変わりますよ!

ギターの始め方

ここまで読んで、「ギターいいかも。始めてみようかな。」って思った人は、まずはぜひギターに触ってみてください。最近はあまりお金をかけずにギターを始められるので、比較的気軽に始められます。
ギターのはじめ方については、他の記事でまとめています。ギターの始め方がわからないよと言う人は、もしよければそちらの記事も読んでみてください。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に今回のテーマをもう一度振り返ってみます。

ギターが簡単な理由
  1. 初めは完璧に弾ける必要はない。
  2. コードを覚えるのは難しくない。
  3. 難しいコードは無理して弾く必要はない。
  4. 難しいテクニックはあと回しにすれば良い。
歌好きがギターを始めるべき3つの理由
  1. 歌が上手くなる。
  2. 音楽のことがわかるようになってくる。
  3. 楽しい!

それではみなさん、良いギター弾き語りライフを!

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