グローリィ・デイズ / ブルース・スプリングスティーン
Glory Days / Bruce Springsteen

ビッグな野球プレーヤの友達がいた
高校の頃彼は速球を投げられた
彼と一緒だと自分がバカみたく見えてくるよ
道端のバーである夜彼に会ったんだ
オレは入っていき
彼は出て行くところだった
オレ達は中に戻って座って飲んだんだ
でも話した内容は

栄光の日々のこと
みんなが通り過ぎた栄光の日々
若い女の子のウィンク
栄光の日々

近くに住む女の子がいる
高校の頃誰もが彼女に振り向いた
時々金曜日にオレは立ち寄って
彼女が子供を寝かしつけた後に何杯か飲むんだ
彼女と旦那のボビーは別れてた
2年も前だろうか
ただ座って昔の事を話すんだ
彼女が言うんだ
泣きたい時は笑いながら考える
その考えることは

栄光の日々のこと
みんなが通り過ぎた栄光の日々
若い女の子のウィンク
栄光の日々

古い友達は20年ずっと働いてきた
そしてクビになった
彼は職を探してどんなところへも行く
会社が彼に言ったのは
ただ年をとりすぎてるということだけ
オレはその時9歳で
彼はメタッチェンのフォードーの組み立てライン工場で働いてた
今では彼はただレギオンホールのいすに座ってる
でもオレには言えるよ
彼の心にあるのは

栄光の日々のこと
みんなが通り過ぎた栄光の日々
若い女の子のウィンク
栄光の日々

今夜オレは井戸の底まで行こうと思う
満足するまで飲んで
年をとったら座って考えてるだけにならないように望むのさ
でもきっとそうなるけどな
もう行ってしまった
栄光の日々の欠片をもう一度捕まえようとしながら座るのさ
そして残るのは
退屈な栄光の日々の物語だけさ

栄光の日々のこと
みんなが通り過ぎた栄光の日々
若い女の子のウィンク
栄光の日々
×2

1984年発表の、ブルース・スプリングスティーンの7枚目のアルバム「ボーン・イン・ザ・U.S.A./Born in the U.S.A. 」に収録。
このアルバムから5枚目のシングルカット。