ボクサー / サイモン&ガーファンクル
The Boxer / Simon & Garfunkel

オレはただの貧しい少年
自分の話はあまりしないが
ポケット一杯分のぼやきに
自分の抵抗力を浪費してしまった
それがお約束
すべての嘘とジョーク
それでも男は聞きたいことは聞く
そして残りは無視する

オレが家と家族を出た時
オレはただの少年だった
見知らぬ人たちの仲間の中
駅の静寂の中
恐怖して逃げた
頭を低くして
より貧乏な居住地を探した
ボロボロの人たちが行く場所
彼だけが知っている場所を探した

労働者の賃金のために
仕事を探しに来た
でもオファーは得られない
得られるのは 7番街の娼婦たちからの「おいで」だけ
オレは宣言する
凄く孤独な時もある
オレはそこで慰めを得た

そして冬服を広げると
オレは家に帰れたらと願う
ニューヨークシティーの冬が
オレから金を搾取しない場所
オレを導き家へと帰る

開拓地にボクサーが経つ
そしてファイターが彼の仕事
彼を負かしたすべてのグローブのメモを
彼は持ち歩く
彼が怒りと恥に叫ぶまで切りつける
オレはやめるオレはやめる
でもファイターはまだ居続ける

1970年発表のサイモン&ガーファンクルの5枚目のアルバム「明日に架ける橋/Bridge over Troubled Water 」に収録。
このアルバムのリードシングル。
ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ（Me First and the Gimme Gimmes）、ボブ・ディラン（Bob Dylan）がカバーしています。